こんにちは!大伸ダイス工業、広報担当です。
大伸ダイスの行動基準である「利他の心でものづくりを」について、今回も深堀して参ります!
【他責にはせず自責の念をもとう】
職場で起こるさまざまな出来事──うまくいかなかった時やミスが起きた時、
つい「誰が言ったか」「誰の指示だったか」を気にしていませんか?
「あの人に言われたからやった」という言葉は、一見正当な説明のようでいて、実は自分の責任を放棄する、“他責”の姿勢です。
しかし、成長する人・信頼される人は、「誰かのせいにせず、自分で受け止める姿勢=“自責”の念」を大切にしています。
たとえ誰かの助言をもとに行動したとしても、それを選んだのは“自分”。
つまり「実行したのは自分の判断」であり、そこには責任が伴います。
この意識は、社内での信頼関係に直結するだけでなく、採用面接や評価の場でも、その人の“姿勢”として見られている重要な要素です。
・判断力が磨かれる
「自分で考えて決める」ことが習慣になると、判断の質が高まり、行動に自信がつきます。
次第に“頼れる人”として周囲からの信頼も厚くなります。
・情報を受け取る姿勢が変わる
「自分の言動に責任を持つ」からこそ、より多くの情報を事前に集めようとする意識が生まれます。
これは、社内コミュニケーションの質を高め、結果的にミスやトラブルを防ぐことにもつながります。
・信頼を築く
責任ある言動を続ける人には、社内外から自然と信頼が集まります。
特に上に立つ立場(リーダーや社長)であれば、「自分が伝えなければならないことは何か」「誰にどう伝えるか」という、伝える責任も重要になってきます。
「ミスは誰でもする。でも、それをどう受け止めるかが人を分ける」
この考え方は、どんな職場にも当てはまります。
他責で終わらせてしまえば、そこからの学びはありません。
でも、自責で振り返れば「どうすれば防げたか」「次はどうすべきか」と考えることができ、それが成長へとつながります。
他責の連鎖は、職場を重くします。
一方、自責の文化が根づくと、チーム全体が前向きになり、改善と成長のスピードも格段に上がります。
「自分の判断や言動には責任を持つ」
この当たり前を、一人ひとりが実践していくことで、組織はもっと強く、もっと信頼される存在になります。
今日からぜひ、「自責の念」で仕事に向き合っていきたいと思いました。
それでは、今回はこのあたりで。